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コロナ下だからこそ意識している6つのこと

マーケティング職なので元々リモートでの仕事は多かったのですが、絶賛、外出自粛中のAimiです。

黙々と作業をしながらふとCNNを覗いたら、イギリスの外出自粛解除が今年度いっぱいになる可能性があると報道されていました。

国によって政策も違うので何とも言えないですが、暫くの間、物理的に「一人」でいる時間が増えるのは確かだと思います。

この外出自粛で気づかされたこと、私なりに得た教訓を備忘録もかねてまとめてみました。

#1. 「健康」が最もリターンの高い投資

これは、本当に身を以て実感したなぁ。

資金運用などがこれからの100年時代、不可欠なのは事実。

でも、そうした運用や日々の労働も、資本である体が健康体でないと生み出せません。

今回のCOVID-19のみならず、インフルエンザなども、食事や運動・喫煙・飲酒・ストレスなどの生活習慣が深く関与し、発症のリスクが上がると推測されています。

日頃から健康に配慮するという事は、肥満防止や生活習慣病(がん、脳卒中等)のリスク低減につながり、最終的には治療費の節約やQOLの向上、健康寿命が長くなる等のメリットがあります。

それでもって、健康寿命が長ければ長いほど、自分の自由意志で生きれるチャンスも時間も増える。

厚生労働省より公表された「健康意識に関する調査」によると、幸福感を決める最も重要な項目は身体が健康であることだそうです。

なので、少し高値でもジムに通ったり、体のメンテナンスで整骨院に通院やエステに行くなど、健康に対する投資は勿体ぶらず奮発しようと感じた外出自粛生活でした。

#2. 勝手に期待して、一人で絶望しない

外出自粛を受けて、今まで「当たり前に(期待通りに)」出来ていた事が出来なくなったことにより、ストレスを感じる人も多いと思います。

近頃、「コロナ離婚」「コロナDV」などのニュースを聴く機会も増え、不穏な空気になりつつありますね。

こうした状況の最大の理由は、自分や周囲、社会に「期待」を知らず知らずのうちにしているからだと強く感じます。

私の好きなアインシュタインの言葉の一つを、下に引用してみました。

わたしは誰にも何も求めないので幸せでいられます。お金もどうでもいい。

勲章も、肩書も、名誉も、わたしには何の意味もありません。賞賛もほしくありません。

わたしに喜びをもたらすただひとつのものは、仕事、バイオリン、ヨットを別にすれば、ともに働いた人々への感謝だけです。

「一人で勝手に期待をして、裏切られて、落ち込む」という一連の流れは、仕事でも恋愛でも、万国共通で誰しも経験があると思います。

こうした負の連鎖を断ち切るには、自分の内面から強く変わろうという決意を持たないと、限りある時間を浪費してしまうだけな気がする。

#3. 習慣化の大切さ

コロナが流行り始める前に引っ越しをし、心機一転、週5日は新入会したジムに通うという習慣が身に付いていた頃でした。

外出自粛要請で一変、ジムは休館、旅先はおろか外出も思うように出来ないという状況。

外出自粛要請が発令されてからは、自宅にずっと留まる生活。

ジムは空いていないので、体を動かす機会は減り、食生活も不規則、「座る」「寝る(ゴロゴロする)」が中心の生活になりつつありました。

でもこんな生活、やっぱりサステイナブルじゃないですね。

頭の回転はにぶるし、体調もなんとなく優れないという状態が5日くらい続いて、「あ、これはやばいな」とやっと悟りました。笑

歯磨きを1日でも怠ったら即座に「気持ち悪い」と思えるように、「体を動かさないとなんか気持ち悪い!」という状況がちゃんと作れていないんだな、と実感。

やっぱり人間、「楽な」方へ流されてしまう性質があるのかな。

古き習慣・行動へ執着せず、環境に応じて新たな習慣へ少しずつシフトしていくんだ、自分!

#4. 拠り所の大切さ

友人でも家族でも、パートナーでも、ペットでも。

心の拠り所となる人達が当たり前にそこに居ると思っていたけれど、

こうした状況になって改めて、

「あの時もっと本音を話していたら。」と思ったりする場面もありました。

日々を忙しなく過ごしていると、「今」の環境が永遠と過ぎていくような錯覚に陥ってしまいがち。

特に現代は医学もテクノロジーも発展して、お金も労力もかけず世界中の人とコミュニケーションが取れる一見不自由のない世の中です。

けれど、「明日自分が、もしくは彼、彼女が死ぬかもしれない。」と思うと、

実際に会ったときや話しているときの重みがすごく感じられる。

特に今のような情勢下では尚更です。

一期一会の教訓の通り、「また」会う日があるかなど誰にも分らない。

あの日ああして、あの人に巡り会えて、幸せ。けれどその幸せが永遠に続くに期待せず、一会を大切に生きたいな、と改めて実感しました。

#5. 自給自足でハッピー

最近よく思うのが、他人からひたすら満足を得るのではなく、自給自足で満足感を得られるスキルっていいなぁって。笑

だって、周りに何かをしてもらわなくても勝手に一人でハッピーな人って、羨ましくないですか?

そういう人って、誰かから愛される事よりも自分が愛しているか否かを中心に、行動に移していると思うんですよ。

#2でも述べたように、誰かに何かを期待したりせず、自分の羅針盤のみを片手に進んでいるような。

嫉妬などの負の感情に苛まれることもなく、

自分が好意を抱いている人の行動に一喜一憂もせず、

ソーシャルメディアの「いいね」の数も気にしなく、

自分の感情をうまくコントロール出来る人。

こういう人って、他人からの報酬へ期待していないんだと思います。

また、余談ですが、こういった人間の性質・傾向は、50%は遺伝、50%は環境だそうです。

確かに、完全に同じ遺伝子情報を持つ一卵性の双子でも、性格が全く同じになる事はないですものね。

参考:『遺伝子の不都合な真実』安藤寿康

上記のデータから取れるように、私たちはどういった環境に身を置いて、何を思考し、行動に移すかで現在・未来の自分を形成しているのだと思います。

他人からの報酬によって自分のQOLが勝手に決まるのではなく、自分がどういった気づきを得て、行動に移し、ハッピーでいられるかが如何に大切か気づかされました。

#6. 五感をフル回転することの大切さ

人間は、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚の5つの感覚機能を持っています。

実は、こうした感覚機能の低下は活動性の低下に繋がるというデータを最近みかけました。

例えば、嗅覚は喜怒哀楽などの感情とも深く結びついていたり、時間や空間を認識する力とも関係しているため、思いがけない影響につながります。

また、過去の記憶が呼び覚ます作用(プルースト効果)があるとも言われています。

プルースト効果:フランスの作家、マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」という本の中で、主人公がマドレーヌの香りに触れ、幼少期を思い出した。という描写から、「ふとした匂いを感じた瞬間、あたかも今起こっていることであるかのように過去の情景が鮮明に蘇ってくる」効果

日々の生活でこうした五感を意識して行動することによって、脳のリフレッシュや睡眠活動、身体機能にも大きく効果をもたらすとのこと。

ストレスを感じた時は、料理や泡風呂、ヨガや瞑想など五感を研ぎすませるような行動を積極的に行ってみようと思います。

うん、チャレンジしよう。

最後に

今後一か月スパンでなく、一年スパンでコロナによる影響を受けながら生活を営むことが予想されます。

このイレギュラーな状況で何か新しい行動を起こすか起こさないかで、1年後の自分の姿が大きく変わるであろうことは確かです。

時は金なりと先人が説いたように、私もここで得た教訓を活かし、限られた時間の中で、自分自身に挑戦していこうと思います

最後まで読んで下さって、ありがとうございました!